はじめに
今年の春からベランダ菜園をはじめて、YouTubeやインターネット、NHKのやさいの時間などを参考にしながら日々楽しんでいます。
私は初心者ですしホームセンターで一式を揃えたのですが、前から気になっていたことを、ここでひとつちゃんと調べておきたいと思います。
ホームセンターにて、えいやっ!で選んだ培養土です。まず値段の安さにびっくりしました。14kgで400円くらいのを購入しました。種類もそんなに多くもなかったですし、「野菜」と「培養土」の記載がある商品を選びました。
家に帰ってプランターに入れたときに思ったのは、「土」じゃないんだ、です。
おがくずというかワラというか葉っぱというか、あぁ、これが「培養土」なのか、と思いながらとりあえず作業を進めました。
要するに「培養土」の原料は何なのでしょうか。それが気になりました。
私なりに調べてみました。
購入した培養土
このままつかえる 園芸培養土 草花・球根・野菜に
培養土が入っていたポリ袋に原料名の記載がありました。
- 火山レキ
- 堆肥
- ピートモス
- 等
これみなさんわかるのでしょうか。
ピートはウィスキーの香り付けするために利用する、あのピートでしょうか?
レキってなんだ?
火山レキ
火山の噴火で出てくるもののうち、レキ=礫というのは2ミリ以上64ミリ以下のもの。ちなみに2ミリより小さいものは火山灰となります。
火山レキの特徴を調べると、保水性が高く、また排水性も高い、とのことです。
培養土に含まれている理由がわかってきました。
堆肥
堆肥はなんとなく肥料のことだろうな、と思いました。
調べてみると、有機物を微生物が分解し成分が安定した状態のもの、とのことです。有機物というところがポイントなのでしょう。ワラだったり鳥や牛のふんだったり、ということなのだと思います。
実家の畑には、生ごみ処理用のコンポスターがあるのですが、あれも堆肥を作っているのかな、と思います。両親はボカシと言っています。
ピートモス
ウィスキー関連では見たことがあるピートという言葉です。
ピートモスは、泥炭を脱水したものとのことです。ピートモスは、酸性のため、アルカリ性が強い土に混ぜることで土壌改良を行うような目的で利用されるようです。
等
その他いろいろな細かい原料にて調整されているのでしょう!
家庭園芸用培養土 花と野菜の土
こちらの培養土もポリ袋に原料の記載がありました。
- バーク堆肥
- ヤシガラ繊維
- 軽石
- など
見てびっくり、最初に購入した培養土とは全く異なりました!
バーク堆肥
バーク=木の皮 を原料とした堆肥のことです。特徴としては、水はけをよくすることがあるようです。また、土としてふわふわさせることができるようです。
ヤシガラ繊維
ヤシの実の繊維ですね。軽くてふわふわしていることが特徴です。ごみとして捨てられるというメリットがあるようです。ヤシガラ栽培など流行っていたり。
軽石
軽石ですね。多孔質なため、通気性がよくなるメリットがあります。
など
やっぱりその他少ない原料を色々混ぜて調整しているんですよね!
おわりに
予想外に面白かったです。商品パッケージの原料欄は、配合割合が多い順に書いてあるはずなので、堆肥が一番多く配合されていたり、火山レキだったり、と違いがありました。
また、排水性や通気性というのは、培養土の重要ポイントということがわかりました。
一言で土といっても、色々な原料の組み合わせ、配合割合があるのだなぁと勉強になりました。
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