簿記の勉強
はじめに
業務上、会計システムや原価管理システムとデータ連携をシステム化することがよくあります。また、製品原価を算出するシステムを構築したりもします。しかし、恐ろしいことに私はビジネス上のお金の流れや基本的なルールを知りません。先輩や取引先企業さまにおんぶだっこの状態でいままで過ごしてきました。幸か不幸か、それでなんとかなってしまうのです。なぜなら私は、システム開発に、高度に特化した存在となっているからです。
おそらくこの先も、なんとなくやっていけるのだと思います。経験上そんな風に思っています。
別にそんな自分に嫌気がさしたわけでもないのですが、しっかり知識を付けたらカッコいいな、と思いました。そして、地元の本屋に行き簿記の参考書を購入しました。
参考書籍
スッキリわかる 日商簿記3級 第12版 [テキスト&問題集] 滝澤ななみ
パラパラめくった感じで一番わかりやすそうでしたので、これに決めました。
簿記勉強ノート
これよりブログ記事を勉強ノートとします。なるべく自分の言葉にて。
簿記の基本
簿記
会社が行う全ての取引を記録すること
簿記を行うことで最終的に会社の利益や財産を計算することができる
利益
会社のもうけのこと
損失
会社の損のこと
損益計算書
会社の利益と損失の状況を記載した表のこと
貸借対照表
現金、預金、借金(借金も財産)など会社にある財産を記載した表のこと
仕訳の基本
勘定科目
簿記では、会社の取引を簡単な用語と金額で記録する。この金額と一緒に記録する簡単な用語を勘定科目という。
勘定科目は5つのグループに分けられる。
- 資産
- 負債
- 資本(純資産)
- 収益
- 費用
仕訳
取引を勘定科目と金額で記録することを仕訳という
仕訳ルール・その1
1つの取引を2つに分けて記入する
仕訳ルール・その2
資産
一般的な言葉でいうところの財産。現金、預金、土地など。
資産は、増えたら左、減ったら右に書く。
負債
いわゆる借金。後日お金を支払う義務。
負債は、増えたら右、減ったら左に書く。
資本(純資産)
株主からの出資金。
資本は、増えたら右、減ったら左に書く。
★ 資本(純資産)=資本ー負債
収益
利息、売り上げなどの資産が増える原因となるもの。
収益は、発生したら右、なくなったら左に書く。収益がなくなることはあまりない。
資産が増加する原因のため、右。
費用
会社が活動するための支出。電気代など。
費用は、発生したら左、なくなったら右。
費用をかけて収益を得るイメージ。
★ 収益-費用=利益(or 損失)
仕訳ルール・その3
仕訳の左側合計と右側合計は必ず一致する。
借方と貸方
左側に書くのが「借方・かりかた」、右側に書くのが「貸方・かしかた」。
勘定口座と転記
勘定口座
勘定科目ごとに金額を集計する表のこと。
転記
仕訳から勘定口座に記入すること。
本日のまとめ
会社は1年に1回、会社の状況を明らかにしなけらばならない。税金は利益に対してかかる。
簿記とは「 帳簿に記録する 」の略語。
資産・負債・資本(純資産)の関係。
収益・費用の関係。
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