応用情報技術者試験の合格体験記
もうずいぶん昔の話で恐縮なのですが、応用情報技術者試験に挑戦し合格した体験記を残しておきます。
試験の挑戦に至ったきっかけ
新卒から約11年勤めた会社を自己都合で退社し、縁あって今の会社に再就職することができました。当時はやる気に満ち溢れどんな内容の仕事でも新鮮に感じられ楽しみながら毎日を過ごしていました。令和課長眩しいですと言われていました。
その溢れんばかりのやる気を試験勉強にも向けた、ということです。
応用情報技術者試験とは
情報処理推進機構(IPA)のホームページから応用情報技術者試験の「1.対象者像」の項目を引用します。
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
引用元:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
感覚としては、IT系の企業に入社しプログラマとして1,2年経験を積んだ人が挑戦するのが「基本情報技術者試験」。その後、小~中規模程度の開発プロジェクトにおいて、開発責任者を担当するようになったプログラマやシステムエンジニアが挑戦するのが、この「応用情報技術者試験」と思います。
あくまでも私の感覚としては、というところです。
合格に向けた計画立案
私は春試験で合格しました。1発合格です。
勉強をはじめたのは3か月前です。春試験は例年4月の第三日曜日ですので、その年の1月下旬に参考書と過去問題集を1冊ずつ購入したのを記憶しています。
- 最初の1か月目:参考書を最低1回通読する
- 2か月目:参考書をもう1回通読する + 参考書と合わせて問題を解いてみる
- 3か月目:過去問を繰り返す
これで必ず合格できる、と思っていました。なにしろ、自身に満ち溢れていますからね。
購入した参考書
大昔のため正確には覚えていないのですが、おそらく以下の2つです。
- 情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集
- 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
ポイントとしては、問題集は過去問がたくさん入っているものを選びました。
勉強方法
だいたいは計画通りに進めました。当時は、保育園の年長さんと1歳の2人の子どもがいましたので、勉強時間を作るのが若干大変でした。
勉強方法は以下のとおりです。
- 午前試験の対策は、ひたすら過去問を解く→解答を熟読
- 午後試験の対策は、ひたすら過去問を解く→解答を熟読
参考書で知識を学び、過去問をひとすら解くことで身につける、という流れです。
午後対策としては、問題の解き方を身につける程度しかできないのかなと思います。というのも、私の場合は実際の仕事が試験内容に近い印象だったためです。そういう人は案外多いと思います。
10分でも時間があれば午前の過去問を繰り返し繰り返し解く。
会社の昼休み1時間のうち、20分で弁当を食べて、残りの40分で午後の過去問を1つ解く。最後の1か月はこのような日々でした。
スキマ時間を使うことで勉強時間を捻出していました。
周りの人は、さぞ眩しかったことでしょう。弁当食べたら勉強していますからね。
試験日当日の行動
会場に着く前にコンビニでコーヒーを購入し、頭をスッキリさせて試験に臨みました。トイレが近くて失敗したのを覚えています。
結果
大昔で大変恐縮ですが、結果を載せておきます。7割取れているので悪くないですね。
まとめ
情報処理技術者試験は、勉強しないと合格できません。
しかし、逆に勉強すれば絶対に合格できます。
今春は、システムアーキテクト試験に挑戦したので、そのお話はまた改めて。
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